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雑誌作成上の留意事項に関するお願い

日ごろは、日本雑誌協会、日本出版取次協会の活動に、ご理解、ご協力いただき感謝いたします。
さて、「雑誌作成上の留意事項」(雑誌協会編)は、2001年5月の全面的な改訂から4年が経過しました。同留意事項は雑誌協会の自主基準ですが、円滑な雑誌の流通、店頭販売における交通ルールの位置づけで、各取次会社の仕入れ窓口でも周知されております。

この間、別添の付録等において、流通、書店店頭陳列で現実に問題が生じるケースがあります。別添付録等を付けた雑誌は、年間約4,000点に上り総点数の10%を超えており、その内容も多岐に及んでいる実態があります。(取次協会調べ)

両協会ではこのほど、今後は出版社の企画意図を尊重した上で、書店店頭の状況を含めた事例研究を通じて、具体的な事例について問題が生じた場合は適宜、文書、ホームページ等で事態を開示し、留意・配慮をお願いしていく方針です。

雑誌の販売促進には、円滑な流通・輸送・書店店頭環境が不可欠です。趣旨ご賢察の上、貴社関係部署に周知いただき、ご理解、ご協力をお願いいたします。

円滑な流通・輸送・店頭販売のために

広告サンプル、付録、表紙加工等を実施する際には、各取次会社の仕入れ窓口(雑誌進行等)に事前の連絡・相談を行う。

- 雑誌基準の事例リリース - NO.1(雑誌協会・取次協会)
■広告サンプル及びカタログに係わる別添付録等について

貴社関係部署にご周知お願いいたします。
広告主等から支給されるカタログ等に関しては、本誌に綴じ込み、貼り込みとすることを原則とする。
中綴じ、平綴じ等それぞれの雑誌の制作特性に合わせて、流通、書店店頭陳列等に支障が生じないよう配慮する。
その前提で、別添とせざるをえない場合には、取次仕入れ窓口と相談のうえ、支障のないよう十分配慮する。

このたび、上記事項に関してあらためて明文化し、
「雑誌作成上の留意事項」の付則の位置付けで関係各位にお願いいたします。

2001年の改訂時点で「雑誌作成上の留意事項」の冒頭に明記されています。あらためて周知徹底をお願いします。
製本後に、取次作業現場、輸送、書店店頭等で問題が生じるケースがあります。そうした事例の蓄積を踏まえ、円滑かつ効率的な作業を視野に入れた配慮が必要です。

増刊・別冊L表記のソースマーキングに関する標準化について

日本雑誌協会と日本出版取次協会は、07年7月までに「L表記」の標準化について、下記の事項を「雑誌作成上の留意事項」(雑誌協会編)の付則とすることにしました。日書連より「L表記」の表記場所や大きさが統一されておらず、分かりにくいとの意見があり、これを反映したものです。
雑協非加盟出版社には、各取次の仕入れ窓口などで周知していますが、販売・営業部門はじめ、編集、広告、制作の各部門に周知徹底をお願いします。

詳細につきましては以下よりPDFファイルがダウンロードいただけます。
 ・L表記の標準化について/ 12KB)

コミックスの発行日表記の統一化および記載について (2008年6月)

このたび、雑誌協会・取次協会では、コミックスの店頭実態を把握し、その活性化に資するため、発行日表記の統一化を図ることになりました。
趣旨ご理解いただき、各発行出版社におかれましては、下記の4点について貴社社内で周知していただき、速やかに実施くださいますよう、お願いいたします

【コミックス発行日に関する標準化】

1.表示位置
・表示位置は原則「奥付」とする
2.表記サイズ
・原則「活字9ポイント」以上とする
3.発行日の表記
・発行日は発売日(首都圏基準)から原則「15日以内」までとする
4.重版日表記
・重版日付及び刷数を原則「活字9ポイント」以上で表記する

上記については、「雑誌作成上の留意事項」(雑誌協会編)の付則といたします。

発行日
2008年1月1日 初版発行
2008年3月1日 第3刷発行